軽音楽をあなたに

ジャンルにこだわることなくこれまで聞き逃してしまった音楽を改めて拾い上げる。抜けていたパズルのピースを埋めるような。

佐藤奈々子 ファニーウォーキン

1977年リリース。佐藤奈々子のデビューアルバム。まずは1曲目”サブタレニアン二人ぼっぢが最大の聞きどころ。ジャパニーズシティポップ全開の洗練と心地良さ。奈々子の薄甘かすれウィスパリングの声は、生まれ持つ幸運。 まだ世に出ぬ佐野元春がほとんどを作…

ジョイディヴィジョン CLOSER

1980年5月にイアンカーティスは自殺し、追いかけるように7月にリリース。全英6位まで駆けあがった。当時はイアンの死を商売に利用したのではないかなどメディアから批判がでるくらいであった。ジャケットデザイン、アルバムタイトルも彼の死を連想させるも…

トラッシュキャンシナトラズ CAKE

1990年にリリース。スコットランド出身の正統派、アズテックカメラやオレンジジュースの直系ネオアコバンド。90年代が始まった年にこんなに正統派ネオアコバンドが本家であるスコットランドから出てくるなんて。「OBSCURITY KNOCKS」の瑞々しさは、確信犯か…

ライド NO WHERE

1990年10月にリリースされたRIDEのファーストアルバムである。彼らに触れるときに必ず最初に触れなければならないのが、シューゲイザーと言う音楽ジャンルである。恥ずかしながら、1990年にこのジャンルをリアルタイムで押さえることができなかった。よって…

ソニックユース GOO

90年代を代表するアルバムであり、このジャケットは誰しもが目にしたことがあるでしょう。ソニックユースがGooを引っ提げて突然、90年代に表舞台に登場したときは80年代からパンクを聞いていた人は驚いたと思います。なにせ、アンダーグラウンドのノイズパン…

ハノイロックス 燃えるロンドンナイト

1984年12月にマーキーでおこなわれたライヴの編集であり日本企画で発売されたハノイ唯一のライヴ盤。パイプラインからはじまる印象的なオープニング。荒々しい演奏はバッドボーイズロックンロールとしては最高のライヴです。ハノイはデビュー当時、日本で最…

THE JAM Dig The New Breed

1982年リリース。前年に「The Gift」で初の全英1位となり、日本でもその知名度が上がり始めた時期でした。まさに人気が頂点に向かい始めたそんな時。突然の解散発表でした。なぜ?という思いでした。解散間際に出た最後のアルバムがこのライヴ「Dig The New…

オアシス/FAMILIAR TO MILLIONS

2000年に発売されたオアシスのライブです。 ベスト盤のような選曲と言われていますが、"モーニンググローリー” が入っていないのは残念。でも”スタンドバイミー”が入っているから 良しとします。 挿入されたカバー曲では、 ニールヤングの" Hey、Hey、My、My…

オフコース OVER

1981年12月にリリース。前作"We are"と並ぶオフコースの最高傑作。解散を示唆したタイトルから見える通り、鈴木の脱退意志をメンバーが知った上で作ったアルバムとなった。そして翌年からはじまった"Overツアー"伝説の武道館10daysで、最終日の6月30日に事…

ラウドネス LVE-LOUD-ALIVE

ラウドネスの1983年のライブ盤、初期のラウドネスが詰まった1枚である。 ラウドネス以前の日本のロックと言えば、歌謡曲と変わらない編成だけがロックバンドを装ったものか、頑張っているけれどアンダーグランドシーン止まりのB級バンド、確かにロックだけ…

ラジ Heaat to heart

1977年リリースの作品である。この年からシティポップスというJ-POPの新しい概念が生まれて成長をはじめる。それはロックやフォークのような衝動的な音楽であったり、カリスマ(偶像)的な崇拝対象を求めない音楽の形式であり、質を重視した作品を理論でアプ…

ポールウェラー  ワイルドウッド

スタンリーロードは、出た当時から名盤と言われていたこともあり、すぐに入手してよく聴きました。20年経った今でも愛聴しています。そして年を重ねてわかったことは、聞き手がいろんな音楽を吸収した上でその深さがわかる、文脈のある音楽だと言う事がわか…

はちみつぱい/センチメンタル通り

1973年リリース。邦楽ロックの名盤として名高いが、初めて聞くこととなる。最初に感じた事は"はっぴいえんど"の弟分にして意識としてはさらにいいアルバムを作ろうとしている事がわかります。ここで聞ける完成度の高さは恐るべき出来上がりです。バンドメン…

1980年 五・八戦争 ”五木”vs”八代”

1980年に勃発した世界的な戦争といえばイラン・イラク戦争。石油の運搬利権を巡り両国の争いからはじまり、アメリカの”西側利益の確保”という名目での力ずくの介入によって8年という長引く結果を招いた。 ここ日本では”五・八戦争”と呼ばれる演歌興行に…

アイアンメイデン 死霊復活

1985年リリースのアイアンメイデン初のフルライブアルバム。パワースレイブまでの初期の代表曲が網羅されていることとメイデンが最も人気が上昇気流に乗って勢いのある時期のライブだけにスピード感抜群のライブアルバムです。1980年代の前半を高校生で…

キッス ALIVE

1975年リリース。キッスの出世作です。このアルバム以前にスタジオ盤3枚を出しています。しかし一部の人気に留まり、世界的成功をおさめられていない状況でした。そんな中、デトロイトで少しづつ人気に火がつき、やがて熱狂的なものになっていきます。そこ…

ファストウェイ SAY WHAT YOU WILL

ファストウェイのライブCDです。ジャケットはチープでブートレックのようですがオフィシャル盤のようです。解散後にエディークラークがマスターを提供して販売されたようです。もちろん、流通も少なく高額取引をされていますが、どうしても聴きたくて購入し…

RAINBOW モンスターズ・オブ・ロック~ドニントン 1980

ついに出ました。あのパフォーマンスが36年の時を経てCD化です。やっとです。 コージーパウエルの脱退発表、彼の最後のステージとして選ばれたのは この第一回モンスターズ オブ ロックでのヘッドライナー出演。その演奏は名演として伝説化されて語り継が…

モーターヘッド No Sleep 'til Hammersmith

1981年リリース。全英第一位獲得ということです。モーターヘッドの全盛期のライブだけあって凄い熱気と爆走感です。大音量で聞くと自然にヘッドバンキングをしてしまいます。エディクラークのギターがかっこよくて、そこは新しい発見でした。1981年当時…

ブラックサバス 悪魔の落とし子

イアンギランがブラックサバスに加入。当時はこのニュースにサバスファンはだけでなく誰もが嫌悪感を持った。そしてこのアルバムの内容は後回しとなり、多くのメディアではそこまでしてサバスを維持させるのかという批判の中で短命で終わってしまいました。…

AC/DC LIVE コレクターズエディション

AC/DCはライブが凄い。これは1990~1991年あたりのLIVE音源を集めて編集されたものであるがLIVEステージに行ったような臨場感を感じさせるように曲順に並び替えて編集されている。 このLIVEを大音量でIPOTで聴きながら通勤しています。朝からこれを聴くと目が…

オフコース We are

1980年11月リリース。 前年にヒットを狙って作った”さよなら”で全国区となり、一躍、オフコースブームを作り上げた最も盛り上がっていた時期に出たオフコースの最高傑作であり、日本のロック&ポップスの最高峰に位置するアルバムである。オフコースのコンサ…

ゲイリームーア ロッキンエブリナイト

1982年に”大いなる野望”が突如に日本でブレイクして空前のゲイリームーアブームが到来した。そんな矢先に1983年に来日公演を果たし、ブームがさらに盛り上がった。このアルバムも日本でだけリリースされて、ギターキッズはこぞってこのアルバムを聴…

ディープパープル メイドインヨーロッパ

第3期ディーパープルのベスト曲をまとめたようなライブ盤。 ロックのライブ盤としては超定番の一枚ですから、今さらという感じですが30年ぶりに聞きたくなってCDを買いました。パープルと言えば、ロックライブアルバムではベスト10に入るようなスーパー…

ディオ ドニトンUK:LIVE1983&1987

2010年に逝去したロニー・ジェイムス・ディオ。ハードロック界ではNo.1のボーカリストにあげる人も数多い。1983年と 1987年のドニントンでのライヴ音源。BBCラジオ放送の音源をリマスターしたものなので音がかなりいい。DISK1と2ではギタリストが違ってい…

ホワイトスネイク ライブイン84

ホワイトスネイクの84年のメンバーによるライブ盤。このアルバムの目玉はやっぱりジョンサイクスのギター。ホワイトスネイクと言えば渋いブルースを貴重としたツインリードによるギターであったし、それがホワイトスネイクらしさであった。 そのため、ジョ…

アルカトラズ ライブ '83

2010年リリース? 1983年10月、カリフォルニアで行ったライヴ音源。 初来日公演(行きました。)を前にして行ったこのライヴはアメリカのローカルFM局でオンエアーされたものらしいが、とにかく音がいい。 そしてこのブートレッグまがいのジャケット。貞子を…

レインボー オンステージ

1977年リリース 高校1年のときに熱狂的な洋楽好きになるきっかけがレインボーだった。 当時、洋楽雑誌といえば”ミュージックライフ”。年間ファン投票ではレインボーとクイーンが常に1位を争っていた。ハードロックやヘヴィメタルなどの硬質なロックを求め…

松任谷由実 流線形’80

1978年11月リリース。 前作の”紅雀”より8ヶ月という短サイクルでの発表。 この頃のユーミンは結婚後の充電期間明けということと アーティストとして成熟してきたことで次々と作品が湧いてきていたのではないか と思う。 このアルバムは代表曲や根強く…

ブレッド&バター Monday Morning

1980年リリース。日本版ウエストコーストサウンド=湘南サウンド =ブレッドアンドバターが完全に確立されたと言っていいでしょう。 前作から引き続き、細野晴臣にサウンドメイキングを依頼したかった ようだがYMOが大ブレイクしてしまい断念。松原正樹が代…