キッス ALIVE
1975年リリース。キッスの出世作です。このアルバム以前にスタジオ盤3枚を出しています。
しかし一部の人気に留まり、世界的成功をおさめられていない状況でした。
そんな中、デトロイトで少しづつ人気に火がつき、やがて熱狂的なものになっていきます。
そこでそのデトロイトに12000人を集めてライブレコーディングをしてしまったようです。
それがこのアルバムであり、ついに全米大ヒットし、一躍スターダムに伸し上がったということです。
キッスを聴くのは初めてだったので、ネットで色々と調べました。
その結果、このアルバムから聴く事がいいとわかりました。スタジオ盤はキッスの良さが引き出されていないようです。
初めて聴いてみて、感想はヘビーメタルではないということ、これはラウドでヘビーなテンポの遅い、下手くそなロックンロールということでした。
奇抜なメイクと分かりやすい曲はティーンエイジャーやキッズの心はつかむでしょう。
実際に今でもキッスが好きな人のほとんどは子供の頃に夢中になった人で大人になってからキッスが好きになった人は身の回りにもいません。
しかし、このALIVEはロックの歴史的名盤とも言われています。でも、何度聴いてもそこまでの物ではない気がしています。
とはいえ、ロックンロールの良さはつまっている感じはわかります。
だから何度も聴いてみます。
......が、心からすっきりかっこいいとは認めにくく.......でも少しよいことはわかるけど。
という感じでなんとなく抜けきらない。
このはがゆい感じがいいのかもしれません。
ジャケットは彼らの最も若くかっこいい時代なので期待も大きく膨らみます。
そこもなんとなく少しだけ裏切られます。
でも悪くもない。
だから、今度こそは良さを理解しようと何度も聴いてしまいます。
でも消化しきれないうちにアルバムは終了。
インターネットでこのアルバムの評論を再度調べて見てもやっぱり絶賛されている。
という事で、こんどこそは良さを理解しようと、再び聴きます。
そんなこんなで最近は一番聴いています。