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軽音楽をあなたに

ジャンルにこだわることなくこれまで聞き逃してしまった音楽を改めて拾い上げる。抜けていたパズルのピースを埋めるような。

ファストウェイ SAY WHAT YOU WILL

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 ファストウェイのライブCDです。ジャケットはチープでブートレックのようですがオフィシャル盤のようです。解散後にエディークラークがマスターを提供して販売されたようです。もちろん、流通も少なく高額取引をされていますが、どうしても聴きたくて購入しました。発売は1992年くらいのようです。

ファストウェイについてはご存知の方もすくないので簡単に説明すると

モーターヘッドの初代ギタリストだったエディークラークが元UFOのピートウェイと結成したバンドでドラムは元ハンブルパイのジェリーシャーリー、ボーカルは新人で弱冠19歳デヴィットキング。

デビュー前にピートは脱退していまいますが。

ファーストアルバムの出来上がりが素晴らしく全米チャートでもスマッシュ。

レッドツェッペリンを彷彿させるサウンドはとてもこの時期には新鮮でした。

デヴィットキングのボーカルは無名ながら素晴らしく、明日のスター候補生だとも思いました。

セカンドアルバムもファーストアルバムの延長線上ではありますが、とてもかっこ良くてとてもよく聴きました。その後もアルバムをリリースしますが、ツェッペリン風の作風からポップロック路線?というおかしな方向に流れて2枚くらい出して消滅してしまったようです。とても残念だったと思います。

ツェッペリンのようにバンドをプロデュースできる人が居れば、サードアルバムはあえて、アコースティックアルバムを出してバンドの深みを出しながら、いい意味で聴衆を裏切り、4枚目のアルバムにはロック史上の名作を作って不動の地位を固めるなんてバンドストーリーもできたと思うほどのバンドだと思いました。

デビットキングはスターになる人だと思いましたが。。。

エディはそこまでの器ではないのかもしれませんが、ファストウェイでのフレーズはとても好きです。特にこのライブ盤で聴けるギターも最高です。

RAINBOW モンスターズ・オブ・ロック~ドニントン 1980

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 ついに出ました。あのパフォーマンスが36年の時を経てCD化です。やっとです。

コージーパウエルの脱退発表、彼の最後のステージとして選ばれたのは

この第一回モンスターズ オブ ロックでのヘッドライナー出演。その演奏は名演として伝説化されて語り継がれてきました。一部はレコードで発売されたオムニバスの”モンスターズ〜”で聞く事ができました。全貌がマスターテープとして残っているのか?

あるいは残っていないのではないかと、

様々な憶測の中でマニアは粗悪な録音状況にあるブートレッグCDで我慢してていました。

ついに届いて聞いてみると演奏のテンションの高さに圧倒されました。”アイズオブザワールド”から始まるのですが、すでにこの曲の完成度の高い演奏にノックダウンです。スタジオ録音よりもかなりかっこいい曲に聴こえます。グラハムのボーカルの力強さはライブではよりパワーを感じます。リッチーのギターもコージーのラストライブということで凄まじい鬼気あるプレイです。

レインボーの三頭政治期からここまでリッチーの右腕であったコージーのラストライブということで全員が一つになっています。そして演奏力ではこのメンバーはベストメンバーであることがはっきりわかります。

”ALL NIGHT LONG””LOST IN HOLLYWOOD”SINCE YOU BEEN GONE"に往年の名曲もありコージーのソロ、ドンエイリーのソロと聞き所満載の最高のライブです。

このライブのあと、グラハム脱退でこのメンバーでの最後になってしまったこともとても残念なことですが、このCDのおかげで貴重な演奏を何度も楽しめるようになったことに感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モーターヘッド No Sleep 'til Hammersmith

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 1981年リリース。全英第一位獲得ということです。モーターヘッドの全盛期のライブだけあって凄い熱気と爆走感です。大音量で聞くと自然にヘッドバンキングをしてしまいます。エディクラークのギターがかっこよくて、そこは新しい発見でした。1981年当時はモーターヘッドは有名な存在でしたが、実際にのめり込んでいる人はまわりにいませんでした。90年代以降に再評価されていったような気がします。1981年頃だとバイカーズロックやスラッシュメタルなどは無かったからこの音楽をカテゴライズすることは難しかったと思います。ハードコアパンクよりもモーターヘッドのほうが先だったような気がします。レミーはMC5をよりハードにスピーディーにしたロックを目指してモーターヘッドを作ったということです。パンクの祖でもあるデトロイト系のアンダーグランドロックからの影響を受けていることはパンクとの関連性もやはりあったのだと思います。英国らしさという部分ではDr.フィールグッドが好きな人はモーターヘッドも聞いているという関連性があると言えます。パブでビールを片手にヘッドバンキングしながらモーターヘッドを聞くのも気持ちいいかもしれません。

 

ブラックサバス 悪魔の落とし子

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アンギランがブラックサバスに加入。当時はこのニュースにサバスファンはだけでなく誰もが嫌悪感を持った。そしてこのアルバムの内容は後回しとなり、多くのメディアではそこまでしてサバスを維持させるのかという批判の中で短命で終わってしまいました。何事もなかったように。

実はこのアルバムではオリジナルドラマーであるビルワードの復帰もあったんですが、そんなことはあまり話題にならなかった。でも好奇心で当時、レンタルレコードを録音してよく聴いた記憶があります。しかし、当時は録音状態のバランスも悪くあまりいいとは思いませんでした。

しかし、最近、気になってネット上の書き込みをチェックすると再評価の機運があり、CDリマスターでの音質向上効果もあり、なかなかいいアルバムであるという意見が多数あることを知り、どうしても聴きたくなってCD購入へ。

いざ聴いてみると確かにかなりいいロックアルバムであることがわかりました。

ヘビメタ系のアルバムはライブを除くといい曲は2.3曲ということが多い気がしますが、このアルバムはほとんどの曲がかっこ良くてとてもバリュー感があります。

いい曲が多いと聴く回数も多くなり、最近はヘビーローテーションです。

内容を一言でいうと大人のヘビーメタル。この時期は若いヘビメタバンドが多数出ていますが、老舗の維持というか、色々なトラブルや人間関係でくたびれきったメタルおやじが恥も外聞も捨ててライバル同士が手を組んだ起死回生のアルバムのはずだったが

恥に対する世間の評価は想像以上に厳しくあえなく撤退。でも内容は貫禄があり、若手にはできない引き出しの多さと深さのあるアルバムで30経った今、再評価されるような傑作でした。スペシャルエディションでは彼らのライブまで入って2CDです。スモークオンザウォーターまで入っています。本当に最高なアルバムです。

AC/DC LIVE コレクターズエディション

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 AC/DCはライブが凄い。これは1990~1991年あたりのLIVE音源を集めて編集されたものであるがLIVEステージに行ったような臨場感を感じさせるように曲順に並び替えて編集されている。

このLIVEを大音量でIPOTで聴きながら通勤しています。朝からこれを聴くと目が覚めて体が熱くなり、力が湧いてきます。これぞロック。音楽の力。

アンガスヤングってこんなにギターがうまいなんて知りませんでした。とにかくギターがかっこ良く、ロックギターの基本のようなもので荒々しくもドライブのかかった音色、かきむしるように弾きまくるソロなど。このアルバムは全てのロック好きが理屈抜きにいいと思えるでしょう。

彼らを知って30年経ちますが、このアルバムを聴いてこんなにいいバンドだと知りませんでした。名盤と言われるバックインブラックしか聴いていませんでしたから。

最近、一番聴いています。

オフコース We are

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1980年11月リリース。

前年にヒットを狙って作った”さよなら”で全国区となり、一躍、オフコースブームを作り上げた最も盛り上がっていた時期に出たオフコースの最高傑作であり、日本のロック&ポップスの最高峰に位置するアルバムである。オフコースのコンサートと言えば、観客の9割は女性であり、人気のあった時期に男性でオフコースが好きだと言う事はとても勇気が必要であり言えずに自宅でこっそり聴いていた人も多いでしょう。実際、私もそうでした。ただ洋楽好きでも納得させるレコーディングにこだわったバンドサウンドは今聴いても古さを感じない。特にこの”We are"はトラックダウンをロサンジェルスに持ち込み当時の最先端であるTOTO,ボズスキャッグスなどを手がけていた人に依頼しているだけあって、邦楽にはない垢抜けた音がとても気持ちがよい。1曲目の”時に愛は”のツインギターの音はロック好きにはそのニュアンスがたまらなく伝わるでしょう。技量の高いメンバーが集結して個人技を排除して徹底的にサウンドバランスを追求していることで聴き心地は最高にいい事が逆に万人(特に女性に)受けてしまったことでヒットチャートもののように扱われて今では二束三文の価値になってしまっているには悲しい。流通も多かったことで仕方はないが。。。

シングルヒットした”Yes No"のドライでクリアーな音を今、聴いても本当にいいなあと思います。ぜひ、このアルバムを先入観なしに聴いてみてください。

 

ゲイリームーア ロッキンエブリナイト

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1982年に”大いなる野望”が突如に日本でブレイクして空前のゲイリームーアブームが到来した。そんな矢先に1983年に来日公演を果たし、ブームがさらに盛り上がった。このアルバムも日本でだけリリースされて、ギターキッズはこぞってこのアルバムを聴いたものです。

ゲイリーはギターだけではなくて、メロディアスなソングライティングも魅力的で幅広いファンに受け入れられました。フリーの『ウィッシング・ウェル』のカバーはこのアルバムで聴いて知りました。

ゲイリー・ムーアの出現によりギターヒーローと言う言葉が日本の音楽メディアでも流りました。

彼の音楽に対する向かい方はジェフベックと比較されたり、当時はマイケルシェンカー、エドワードヴァンへイレン、リッチーブラックモアなどと肩を並べる人気ぶりでした。

このライブアルバムではイアンペイスとニールマレイというホワイトスネイクのリズム隊を従えて、感情的に時に激しく、時に泣き叫ぶようなギタープレイを聴かせてくれます。ゲイリーも年齢的に最もベストな状態と言えます。

注目曲は”サンセット”。

CDではボーナストラックで”パリの散歩道”も収録されています。

あらためて聴くとあの80年代前半のヘビーメタルブームがよみがえりとても懐かしく思える1枚です。当時はあんなに流行っていたのにゲイリーは聴いていませんでしたが。