軽音楽をあなたに

ジャンルにこだわることなくこれまで聞き逃してしまった音楽を改めて拾い上げる。抜けていたパズルのピースを埋めるような。

2016-01-01から1年間の記事一覧

ラジ Heaat to heart

1977年リリースの作品である。この年からシティポップスというJ-POPの新しい概念が生まれて成長をはじめる。それはロックやフォークのような衝動的な音楽であったり、カリスマ(偶像)的な崇拝対象を求めない音楽の形式であり、質を重視した作品を理論でアプ…

ポールウェラー  ワイルドウッド

スタンリーロードは、出た当時から名盤と言われていたこともあり、すぐに入手してよく聴きました。20年経った今でも愛聴しています。そして年を重ねてわかったことは、聞き手がいろんな音楽を吸収した上でその深さがわかる、文脈のある音楽だと言う事がわか…

はちみつぱい/センチメンタル通り

1973年リリース。邦楽ロックの名盤として名高いが、初めて聞くこととなる。最初に感じた事は"はっぴいえんど"の弟分にして意識としてはさらにいいアルバムを作ろうとしている事がわかります。ここで聞ける完成度の高さは恐るべき出来上がりです。バンドメン…

1980年 五・八戦争 ”五木”vs”八代”

1980年に勃発した世界的な戦争といえばイラン・イラク戦争。石油の運搬利権を巡り両国の争いからはじまり、アメリカの”西側利益の確保”という名目での力ずくの介入によって8年という長引く結果を招いた。 ここ日本では”五・八戦争”と呼ばれる演歌興行に…

アイアンメイデン 死霊復活

1985年リリースのアイアンメイデン初のフルライブアルバム。パワースレイブまでの初期の代表曲が網羅されていることとメイデンが最も人気が上昇気流に乗って勢いのある時期のライブだけにスピード感抜群のライブアルバムです。1980年代の前半を高校生で…

キッス ALIVE

1975年リリース。キッスの出世作です。このアルバム以前にスタジオ盤3枚を出しています。しかし一部の人気に留まり、世界的成功をおさめられていない状況でした。そんな中、デトロイトで少しづつ人気に火がつき、やがて熱狂的なものになっていきます。そこ…

ファストウェイ SAY WHAT YOU WILL

ファストウェイのライブCDです。ジャケットはチープでブートレックのようですがオフィシャル盤のようです。解散後にエディークラークがマスターを提供して販売されたようです。もちろん、流通も少なく高額取引をされていますが、どうしても聴きたくて購入し…

RAINBOW モンスターズ・オブ・ロック~ドニントン 1980

ついに出ました。あのパフォーマンスが36年の時を経てCD化です。やっとです。 コージーパウエルの脱退発表、彼の最後のステージとして選ばれたのは この第一回モンスターズ オブ ロックでのヘッドライナー出演。その演奏は名演として伝説化されて語り継が…

モーターヘッド No Sleep 'til Hammersmith

1981年リリース。全英第一位獲得ということです。モーターヘッドの全盛期のライブだけあって凄い熱気と爆走感です。大音量で聞くと自然にヘッドバンキングをしてしまいます。エディクラークのギターがかっこよくて、そこは新しい発見でした。1981年当時…

ブラックサバス 悪魔の落とし子

イアンギランがブラックサバスに加入。当時はこのニュースにサバスファンはだけでなく誰もが嫌悪感を持った。そしてこのアルバムの内容は後回しとなり、多くのメディアではそこまでしてサバスを維持させるのかという批判の中で短命で終わってしまいました。…

AC/DC LIVE コレクターズエディション

AC/DCはライブが凄い。これは1990~1991年あたりのLIVE音源を集めて編集されたものであるがLIVEステージに行ったような臨場感を感じさせるように曲順に並び替えて編集されている。 このLIVEを大音量でIPOTで聴きながら通勤しています。朝からこれを聴くと目が…

オフコース We are

1980年11月リリース。 前年にヒットを狙って作った”さよなら”で全国区となり、一躍、オフコースブームを作り上げた最も盛り上がっていた時期に出たオフコースの最高傑作であり、日本のロック&ポップスの最高峰に位置するアルバムである。オフコースのコンサ…