高橋ユキヒロ/音楽殺人
1980年リリース。YMO旋風真っ只中ということもあって話題になったことを覚えています。友人からカセットを借りて聴いた覚えがあるくらいでしたが、35年経って突然、聴きたくなってTSUTAYAで借りてきました。テクノポップの延長上にあると思いきや意外にROCK的なアルバムであることに驚きました。当時は理解できなかったけれど今は音楽の知識も増えて、このアルバムが当時のロンドンで流行っていたパワーポップやツートーン系スカなどをそのまま表現していることがわかります。ファーストアルバムがPARISをテーマにしていたのでこのアルバムではLONDONの最新の音を表現したのでしょうか?DEVO,ウルトラヴォックス、ELO,スペシャルズ、コステロ、ニックロウなどからの影響でしょうか。参加メンバーも当時のテクノブームの中心にいるメンバーが多数参加していますが、このアルバムはテクノが一番盛り上がったときにリリースされたアルバムだったと思います。